マッサージ・指圧・あんまの歴史

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マッサージ・指圧・按摩の歴史・特徴

 

按摩・マッサージ・指圧とは

 
 
 主として手指により生体に体表より力学的刺激を与えることにより、生体がもつホメオスターシス(恒常性維持機能)を反応させ、健康の増進、疾病の予防を行う物理療法です。
オステオパシー、カイロプラクティック、スポンディロセラピーがアメリカの三大手技療法といわれるのに対し、按摩、マッサージ、指圧は日本の三大手技療法のひとつともいわれます。
 

按摩・マッサージ・指圧の歴史

 
 
按摩の歴史

按摩の「按」・「摩」の由来
按とは、おさえる(圧す:おす)こと 東洋医学でいうと瀉法にあたります
摩とは、なでること。東洋医学でいうと補法にあたります。
按摩の歴史
「導引按矯」の術として応神天皇の頃(285年)に中国から日本に渡ってきました。日本で按摩は揉み療治の通称で大衆に愛され、幾多の改良が加えられ今日に至ります。奈良朝初期、大宝令(701年)の医事制度として按摩博士、按摩師、按摩生がおかれ、外科治療等も行っていたそうです。

マッサージの歴史

マッサージの由来
マッサージ(Massage)という言葉はフランス語ですが、この言葉の語源はアラビア語の「おす」(Mass)、ギリシャ語の「こねる」(Sso)という言葉からきたものといわれ、またラテン語の「手」(Manus)と同一語源であるとされています。
したがってマッサージは「手を以って、こねる、おす」という意味になります。
マッサージの歴史
昭和20年、陸軍軍医の橋本乗晃(はしもとじょうこう)がフランス流のマッサージを日本に持ち帰りました。
軍医であった長瀬時衝(ながせじこう)がこれを受け継ぎ日本で最初の医療マッサージとして活用したのが日本のマッサージの歴史の始まりです。

指圧の歴史

指圧の歴史
指圧法とは手指等で体表の一定部位を押圧して生体の変調を矯正し健康の維持増進をはかり、また特定の疾病の治療に寄与する療法です。
指圧は次のような手技療法が大正時代に統合され生まれました。
古法あん摩、導引按矯、江戸時代に行われていた柔道(柔術)の活法です。
アメリカの三大手技療法、オステオパシー、カイロプラクティック、スポンディロセラピーも広義の指圧に含まれます。


あん摩・マッサージ・指圧それぞれの特徴

  按摩 マッサージ 指圧
起源の場 所 中国 ヨーロッパ 日本
日本にお ける始まり 応神天皇(285年) 明治時代(20年) 大正初期
施術時の 特徴 着衣の上から施術 直接皮膚に施術 着衣の上から施術
方向 遠心性 求心性 遠心性
滑材 用いない (タルク・オイル・
ワセリン)
用いない
アプロー チ対象 筋肉 潤滑系 反応点の一点圧
 
 
参考文献
東洋医療学校協会編、教科書執筆小委員会著 「あん摩マッサージ指圧理論」医道の日本、2004.改訂新版